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ヨーロッパとイスラーム : 共生は可能か
内藤正典著
-- 岩波書店 , 2004 , iii, 207p. -- (岩波新書 ; 新赤版 905)
ISBN : 新<9784004309055> , 旧<4004309050>
 
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ヨーロッパ先進諸国に定住するムスリム人口は、二世、三世を含め今や一五〇〇万以上といわれている。
増加と共に目立つようになってきた受け入れ国社会との摩擦は、何に由来するのだろうか。
各国でのフィールドワークを踏まえて、公教育の場でのスカーフ着用をめぐる軋轢などの現状を報告し、異なった文明が共生するための可能性を探る。
序章 ヨーロッパ移民社会と文明の相克
1章 内と外を隔てる壁とはなにか—ドイツ(リトル・イスタンブルの人びと;移民たちにとってのヨーロッパ;隣人としてのムスリムへのまなざし)
2章 多文化主義の光と影—オランダ(世界都市に生きるムスリム;寛容とはなにか;ムスリムはヨーロッパに何を見たか)
3章 隣人から見た「自由・平等・博愛」—フランス(なぜ「郊外」は嫌われるのか;啓蒙と同化のあいだ—踏絵としての世俗主義;「ヨーロッパ」とはいったい何であったか)
4章 ヨーロッパとイスラームの共生—文明の「力」を自覚することはできるか(イスラーム世界の現状認識とジハード;ヨーロッパは何を誤認したのか)
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