漱石のユーモア : 「明治」の構造
張建明著
-- 講談社 , 2001 , 230p. -- (講談社選書メチエ ; 204)
ISBN : 新<9784062582049> , 旧<406258204X>
関連書籍を探す
「叩かれて昼の蚊を吐く木魚かな」俳句、落語、古今東西の文学を駆使して漱石は明治を笑う。
金権主義を風刺する『猫』。
学校を笑う『坊っちゃん』。
『それから』にこめられた文明開化へのまなざし。
魯迅の笑いとの比較を通じ、漱石と彼が生きた明治という時代を捉え直す。
第1章 笑いからみた漱石
第2章 ユーモアはいかに生まれたか
第3章 「人間」を笑う「猫」
第4章 学校を笑い飛ばす—『坊ちやん』の学校論
第5章 都会と田舎の間
第6章 西洋との葛藤—漱石のまなざし
第7章 魯迅の笑い・漱石の笑い