龍安寺石庭を推理する
宮元健次著
-- 集英社 , 2001 , 188p. -- (集英社新書 ; 0104F)
ISBN : 新<9784087201048> , 旧<408720104X>
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日本を代表する庭園として海外にも名を馳せている、龍安寺石庭。
だが、庭石と白砂のみで構成されたこのユニークな庭を、いつ、誰が、どういう意図で造ったのか、実はそれすら定かではなかった—。
石庭の造られた年代については、従来も、一五世紀説〜一七世紀説まで様々なものがあり、造った人物の候補もまた幾人も挙げられてきた。
ここで著者は、それら先行説を仔細に整理・検討しながら、石庭を巡る三つの大きな謎を推理していく。
そして、庭のそこここに込められた技術のルーツへの視点を導入することによって、作庭者の像を大胆に絞りこんでゆく。
果たしてその「謎の作庭者」とは。
序章 謎の石庭
第1章 造営年代の解明—江戸作庭説(枯山水とは何か;一四五〇年作庭説への疑問 ほか)
第2章 造形意図の解明—西欧文化影響説(諸説への疑問;借景の庭 ほか)
第3章 作者の解明—遠州作庭説(諸説への疑問;茶人・金森宗和説 ほか)