テレビの嘘を見破る
今野勉著
-- 新潮社 , 2004 , 222p. -- (新潮新書 ; 088)
ISBN : 新<9784106100888> , 旧<4106100886>
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初日に釣れたのに、最終日に釣れたとして盛り上げる釣り番組。
新郎新婦はニセ物、村人が総出で演技する山あいの村の婚礼シーン。
養蚕農家の生活苦を、擬似家族が訴えたドキュメンタリー作品—。
視聴者を引きつけようと作り手が繰り出す、見せるための演出、やむを得ない工夫。
いったいどこまでが事実で、どこからが虚構なのか?
さまざまな嘘の実例を繙くことで明らかになる、テレビ的「事実」のつくられ方。
第1章 テレビ的「事実」はこうして作られる(作り手の工夫はどこまで許せる?;なぜ幻の魚は旅の最終日に釣れるのか ほか)
第2章 ドキュメンタリーとフィクションの境界線(「事実」と「再現された事実」;再現映像はゴールデンタイムの主役 ほか)
第3章 NHKムスタン事件は「やらせ」だったのか(犯罪と指弾された「内輪の常識」;「やらせ」とは何か ほか)
第4章 テレビの文法(いち早く「再現」を認めた欧米;「あるがままの事実」と「もうひとつの事実」 ほか)