文明としての教育
山崎正和著
-- 新潮社, 2007.12, 207p. -- (新潮新書 ; 241)
ISBN : 新<9784106102417> , 旧<4106102412>
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国語教育こそ「愛国教育」である。
倫理の領域に踏み込む「道徳教育」は教室になじまない。
学校に過剰なサービスを期待してはならない。
…西洋は古代ギリシャから近代アメリカまで、日本は鎌倉時代から明治時代まで、東西の教育史をつぶさに検証。
文明と教育との深い関わりを鮮やかに解き明かした上で、明日の日本のため、さまざまな提言を大胆に行う。
中央教育審議会会長による画期的な教育論。
序章 荒廃のなかの教室—私に「教育の原風景」を与えた敗戦後の満州。
第1章 学校教育はなぜ必要なのか—現実は「経験」によっては学べない。
第2章 文明とともに—文明と教育は武力にまさる。
第3章 古代ギリシャから中世へ—教育に見るヨーロッパ文明 多様の統一。
第4章 ルネサンスからの歩み—国民国家と義務教育へ。
第5章 鎌倉、室町、そして江戸—日本の文明は、アジアでなく、じつはヨーロッパと共通している。
第6章 近代国家の成立に伴って—世界文明の統一の趨勢のもとで。
第7章 統治とサービス—現代の教育機関は社会から過剰にサービスを求められてはいないか。
第8章 国語、道徳、歴史—内面的な倫理意識に踏み込む「道徳教育」は教室になじまない。
終章 明日に向けて—教育の限界を認め、「驕りなき教育」をめざさなければならない。