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明治天皇 : 苦悩する「理想的君主」
笠原英彦著
-- 中央公論新社, 2006.6, iv, 309p. -- (中公新書 ; 1849)
ISBN : 新<9784121018496> , 旧<4121018494>
 
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王政復古の旗印のもと、幕府や摂関職が廃され、若き明治天皇を戴く維新政権が誕生した。だが、近代国家の建設が急速に進むなか、「天皇親政」の理念はやがて形骸化する。陸海空軍を統べる大元帥として日清・日露の両戦争を遂行するなど、政府への協力的姿勢を貫いた天皇であったが、その陰には、みずからの意思と政府の意向の乖離に苦悩する、孤独な君主の姿があった。政府と宮廷の対立関係を軸に、理想化された天皇の実像に迫る。
第1章 幕末の政局と睦仁の降誕
第2章 激動の中の即位と明治維新
第3章 天皇権威確立の努力と挫折
第4章 維新の宰相、大久保の政治指導
第5章 伊藤首班の集団指導体制
第6章 立憲制の確立と皇室制度の形成
第7章 憲法の制定と立憲政治の開始
第8章 議会政治の進展と日露戦争
第9章 天皇の晩年と明治の終焉
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