詩心 : 永遠なるものへ
中西進著
-- 中央公論新社, 2006.11, 290p. -- (中公新書 ; 1874)
ISBN : 新<9784121018748> , 旧<4121018745>
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山の木魂を聞きとめるように、自然の深奥の響きを捉え、思いを結晶させる—。
万葉の昔から、うつりゆく世界をことばに託してうたいあげる文化は、形を変えながら現代に引き継がれてきた。
一篇の誌と向かい合うとき、私たちは、これまでの悠久の宇宙、これから果てしなく続く無窮の時間、そしていまという一瞬の永遠を感じとることができる。
本書は、長い時をかけて培われてきた美しい詩の世界への招待状である。
万葉の遠い風景(樛の木にみる人麻呂の教養;亀—蓬莱の動物;「みやび」ということ ほか)
詩歌が映す命の華やぎ(李芒さんのこと;風景の意味;月下の物 ほか)
自然にこだまする俳句(生物の艶;梅花力の景;白い嘘 ほか)