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内奏 : 天皇と政治の近現代
後藤致人著
-- 中央公論新社, 2010.3, iv, 246p. -- (中公新書 ; 2046)
ISBN : 新<9784121020468> , 旧<4121020464>
 
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内奏—臣下が天皇に対し内々に報告する行為を指す。
明治憲法下では、正式な裁可を求める「上奏」の前に行われた。
戦後、日本国憲法下、天皇の政治関与は否定され、上奏は廃止、内奏もその方向にあった。
だが昭和天皇の強い希望により、首相・閣僚らによる内奏は続けられる。
天皇は「御下問」し、それは時に政治に影響を与えた。
本書は、「奏」という行為から、天皇と近現代日本の政治について考える試みである。
序章 「奏」の近代化—上奏・内奏
第1章 上奏と陸海軍—帷幄上奏と最終決定
第2章 内奏—曖昧な慣習の姿
第3章 権力者たちの認識—日記に登場する内奏
第4章 昭和天皇の「御下問」
第5章 敗戦直後の内奏—廃止と継続の迷走
第6章 自民党政権下の内奏
第7章 平成の内奏—代替わり後の継続と変化
終章 近現代日本の「内奏」とは
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