入れ歯の文化史 : 最古の「人工臓器」
笠原浩著
-- 文藝春秋 , 2000 , 230p. -- (文春新書 ; 118)
ISBN : 新<9784166601189> , 旧<4166601180>
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歯を失うことは、食べるのに不自由なだけではなく、いつまでも威厳や容貌を保ちたいリーダーや女性たちにとっては、まさに人生の一大事であった。
しかし、悲しいかな、なくした歯は人工的にしか補えない…。
五千年前、「入れ歯らしいもの」が作られてから、近代科学に基づく「噛める入れ歯」が登場するまでの歴史を、興味深いエピソードで綴る。
併せて、現代の義歯製作の実際、未来の入れ歯の展望など、長寿社会に益々必要となる知識が満載。
第1章 入れ歯のための科学—歯科補綴学とは?
第2章 入れ歯に歴史あり—歯科医学史概説
第3章 ワシントンがしかめ面のわけ—アメリカでの歯科医学の勃興
第4章 本床義歯、これぞ日本の職人芸—わが国の歯科医療の歩み
第5章 口中医から歯科医へ—近代日本の歯科医学の開拓者たち
第6章 高度な「人工臓器」をめざして—発展を続ける現代の歯科補綴学
第7章 「抜くな、削るな、殺すな」—新しい歯科医学と未来の入れ歯