哲学思考トレーニング
伊勢田哲治著
-- 筑摩書房, 2005.7 , 267p. -- (ちくま新書 ; 545)
ISBN : 新<9784480062451> , 旧<4480062459>
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テツガクなんて小難しいだけで、日常の現場では何の役にも立たないのでは?
否、それは工夫しだいで思考のスキルアップに直結するものだ。
本書では、分析哲学、科学哲学、懐疑主義、論理学、倫理学などの思考ツールを縦横無尽に使いこなす術を完全伝授!
もっともらしい屁理屈や権威にだまされず、かといって不毛な疑いの泥沼に陥ることもなく、一歩ずつ筋道を立てて考え抜くコツが身につく。
すぐにも応用可能なノウハウを習得しながら、哲学的思考の真髄も味わうことのできる、一粒で二倍おいしい知の道具箱。
第1章 上手に疑うための第一歩—日常会話のクリティカルシンキング(まずは疑う習慣から;議論とは何か;議論の特定の手法;行間を読んで議論を再構成する)
第2章 「科学」だってこわくない—科学と疑似科学のクリティカルシンキング(「科学的事実」の持つ権威;今西進化論の事例 ほか)
第3章 疑いの泥沼からどう抜け出すか—哲学的懐疑主義と文脈主義(デカルトの方法的懐疑;方法的懐疑の破壊力;論理的展開;文脈主義の考え方)
第4章 「価値観の壁」をどう乗り越えるか—価値主張のクリティカルシンキング(価値主張;「生きる意味」の事例 ほか)
第5章 みんなで考えあう技術—不確実性と合意のクリティカルシンキング(地球温暖化をめぐる論争;不確実な状況における推論の問題;立場の違いに起因する問題;クリティカルシンキングの倫理性)