ヤクザと日本 : 近代の無頼
宮崎学著
-- 筑摩書房, 2008.1, 270p. -- (ちくま新書 ; 702)
ISBN : 新<9784480063960> , 旧<448006396X>
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ヤクザとは何者なのか?
法の支配がおよばない炭鉱・港湾などの最底辺社会に生きた者たちが、生きんがために集まり発展したのが近代ヤクザの始まりといえる。
彼らの存在が日本社会の近代化を下支えしたという現実。
日雇い派遣、ワーキングプアなど、あらたな下層社会が形成されつつある今こそ、ヤクザの歴史を振り返ることで、現代社会の亀裂を克服する手がかりがみつかるにちがいない。
序章 ヤクザ観の相剋
第1章 ヤクザの源流—カブキ者から博徒まで
第2章 近代ヤクザの成立—川筋から、港から
第3章 親方・子方関係とヤクザ—下層労働力統括者としての近代ヤクザ
第4章 ヤクザと芸能の世界—周縁仲介者としての近代ヤクザ
第5章 ヤクザと近代国家—社会的権力としての近代ヤクザ
第6章 義理と人情、顔と腹—日本的社会関係と近代ヤクザ
第7章 山口組概略史—近代ヤクザの典型