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千里眼事件 : 科学とオカルトの明治日本
長山靖生著
-- 平凡社, 2005.11 , 205p. -- (平凡社新書 ; 299)
ISBN : 新<9784582852998> , 旧<4582852998>
 
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二十世紀を特徴づけるなら、自然科学の発展とともに、メディアが大衆を扇動する「噂と迷信の時代」ということができる。
明治末期、人々の想像力の限界を試す「千里眼事件」が起きた。
透視や念写ができる「超能力者」が現れ、世を騒がせたのである。
その能力の実在を証明しようとしたのが、心理学者の福来友吉だった。
錚々たる学者を前に公開実験が行われ、騒動は一層広がることになる。
「千里眼事件」が社会に投げかけたものは一体何だったのか?
この事件の顛末を通し、人間にとっての「認識」の意味を問う。
第1章 メディア時代の「科学」「新発見」
第2章 「千里眼」の出現
第3章 千里眼の「証明」
第4章 社会的事件としての千里眼
第5章 念写をめぐる論争
第6章 スキャンダルと心霊への傾斜
第7章 明治末期の「科学」の揺らぎ
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