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「はかなさ」と日本人 : 無常」の日本精神史
竹内整一著
-- 平凡社, 2007.3, 228p. -- (平凡社新書 ; 364)
ISBN : 新<9784582853643> , 旧<4582853641>
 
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この世ははかない、人生はむなしい…。
心の根底に横たわる、この無常感を乗り越えるべく、古くから日本人はさまざまないとなみをなしてきた。
和歌や随筆、謡曲などをさぐってみると、それらは大きく、「夢の外へ」、「夢の内へ」、「夢と現のあわいへ」の三つに分けられる。
この世が夢のごときものであるならば…。
「はかなさ」をめぐる日本人の精神史をたどる。
1 現代日本人の無常感(「はかない」気分;「はか‐ない」とは ほか)
2 「夢の外へ」(「浅き夢みじ」—「いろは歌」の決意;地獄・極楽とは何か—『往生要集』のしかけ ほか)
3 「夢の内へ」(「妄執」のゆくえ—謡曲の鎮魂;「一期は夢よ ただ狂へ」—『閑吟集』の狂と情 ほか)
4 「夢と現のあわいへ」(「ありがたき不思議」—『徒然草』の存在理解;「ありてなければ」の美意識・倫理—「幽玄」「やさし」 ほか)
5 ふたたび、現代日本の無常感(「人間の安心」論—近代日本の「無」の思想;「夢よりも深い覚醒」—見田宗介の「鮮烈ないとおしさへの感覚」 ほか)
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