沖縄幻想
奥野修司著
-- 洋泉社, 2009.7, 238p. -- (新書y ; 219)
ISBN : 新<9784862482945> , 旧<4862482945>
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三〇年以上、通い続けてきたからこそ見えてきた。
『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で大宅賞を受賞した著者が、愛情をもって憂う沖縄の未来。
移住ブームと土地バブルの崩壊、無秩序な乱開発による自然破壊、癒しの島・長寿社会への幻想、カジノ誘致構想の愚、基幹産業の不在、莫大な補助金の非効率な使途—。
沖縄はこのまま東京を小さくしたような何の変哲もない島になってしまうのか。
第1章 沖縄の自然を食い荒らす者たち(目の前が海で坪一五万なら安いか;今回は三度目のバブル崩壊 ほか)
第2章 観光政策、ただいま迷走中(観光客一〇〇〇万人構想に欠けている準備;水不足はダム建設では解決しない ほか)
第3章 補助金は沖縄に何をもたらしたか(補助金漬けの島;もらった補助金でなぜ新たな産業を興せなかったのか ほか)
第4章 健康の島、長寿の島幻想(沖縄=長寿県のイメージはいかにして定着したか;「クスイムン」という思想 ほか)
第5章 沖縄人気質(沖縄人の結束力を支えた門中制度;貧しさがユイマールを生んだ ほか)