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終身刑の死角
河合幹雄著
-- 洋泉社, 2009.9.21, 190p. -- (新書y)
ISBN : 新<9784862483539> , 旧<4862483534>
 
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ギリギリの決断を迫られかねない裁判員の死刑判定を回避すべく、死刑と無期刑の中間刑として導入が検討されている「仮釈放なしの終身刑」。
だが、出所という一縷の希望もない終身刑囚を、現場の刑務官はいかに統制するのか。
導入後に待っているのは、たとえ刑務所内で暴れてもこれ以上、刑が重くなることのない終身刑囚への優遇措置の蔓延と、寝たきりの彼らの介護、そして"死の看取り"である。
"死ぬまで監禁刑"が孕む弊害を、法社会学の俊英が問う。
第1章 凶悪犯罪の実態—犯罪は増加も凶悪化もしていない
第2章 日本の刑務所—基本姿勢は「なるべく入れない、できるだけ早く出す」
第3章 死刑制度の実像—日本の死刑制度はいかに運用されてきたのか
第4章 無期刑囚の実態—知られざる仮釈放制度の運用状況
第5章 仮釈放なしの終身刑が抱える矛盾—"死ぬまで監禁刑"は現場の混乱を招く
第6章 被害者の視点—目指すべきは犯罪者への「厳罰」ではなく遺族の「再出発」
第7章 日本社会の犯罪者に対する古い掟—犯罪者は世間から永久追放
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