特殊性を盾にとり時代に合わせた変革を拒んできた結果として、日本農業は国際的に見て低い生産性、従事者の高齢化と後継者不足、規制による新規参入の困難等々の問題を抱え、産業として疲弊してしまった。そうしたお寒い現実と、現状を打破し再び活力を取り戻そうとする新たな挑戦の紹介。
一方、商品としての作物はどのように流通しているのか。国内におけるコメの複雑怪奇な流通体制とそれが成立しなくなりつつある現実や、国際商品としての穀物市場の実態を知る。
また、農業の役割として強調される環境保全について、その重要性とは裏腹に化学肥料の多投や農薬により環境へ悪影響を与えているケースなど、一筋縄ではいかない現実と、そうしたあり方とは逆を行く農法の登場や、「持続可能な農業」実現への提言など。
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