近代的登山が発祥したのは200年ほど前のヨーロッパ。楽しみとしての登山が日本で普及するのはそれから100年後の明治末期だった。なぜ大衆登山はこれほどの隆盛をみたのだろうか。
『山の社会学』は、コンビニと高速道路網の普及とか、山小屋、登山道、林道など、登山の舞台裏を丁寧に紹介して登山ブームの実態を探る。『山への挑戦』も登山靴、ザイル、ピッケルなど登山用具の開発と普及の歩みをたどりながら語るユニークな登山本。『山を楽しむ』と『気軽にはじめる山登り』はエッセイを通して登山の楽しさを語る登山入門書。『登山の文化史』と『登山の誕生』は人がなぜ山登りをするようになったのか、西洋と日本を比較しながら、山と人の関わりの変遷をたどり、人々を惹きつけてやまぬ山の魅力の源泉に迫る。
『アルピニストの手記』は明治中期より探検時代の日本アルプスを歩き始め、日本山岳会の創立、運営に深く関わってきた著者の日本近代登山史、山の文化史の生きた証言集。『たった一人の山』『日本アルプス』『アルプス登攀記』『山の憶い出』は、いずれも山をこよなく愛し、踏破したアルピニストたちの書いた山岳文学。
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