新聞、テレビ、週刊誌。現代の様々な事件と事象、政治、経済、文化の現在を日々報告するジャーナリズムは、どのような思想と論理でその仕事をしているのか。ジャーナリズム論の数々。
自分に甘い新聞社の体質への批判、誤報の原因・防止策、新聞の本来の機能とはなにか、新聞報道における顔写真の意味などについて。
メディアとしてのテレビ、ジャーナリズムとしてのテレビ。番組のあり方、報道の姿勢と番組の制作のされ方。思想的な位置づけ、限界と可能性。メディアリテラシーやアメリカのメディアの実情について。
メディア・リテラシーとは、マルチメディア時代、IT社会における必須の「読み書き能力」である。「情報」が氾濫する現代で欠かせない基本的な姿勢・知識について。
田中真紀子、石原慎太郎、田中康夫、小泉純一郎など、人気政治家がワイドショーでもてはやされ、さらにその人気を高めるという奇妙な社会現象を起こしているワイドショー政治時代の政治を考察する。
テレビ時代の新しいスター、ニュースキャスター。その仕事と現場、その実態をキャスター自身が解き明かす。
政治家や官僚、外交官から経済人、警察官に検察官ら日本を動かしている人々や、文化人、芸能人、スポーツ選手ら有名人を日々追いかけている新聞記者の仕事とは? 彼ら彼女らはどのような思想を持って仕事をしているのか。
マスメディアは戦争を報道する。しかし、それは必ずしも無色透明なものではない。マスメディアが戦争を作っている側面もある。ジャーナリズムと戦争との危うい関係とは。
現代人の日常生活の中で、情報源として娯楽として欠かすことの出来ないものとなったテレビ。テレビ論、テレビとの付き合い方、テレビ番組やCM製作の現場からの報告など、テレビメディアについて考察する。
放送メディアのなかでも、ワイドショーはかなり特異な位置を占める。視聴者はほぼ家庭の主婦に限定され、扱うのは芸能人のゴシップや時事的なニュース、生活の諸情報、そして皇室の動向である。だが近年、このワイドショーが選挙民に大きな影響を与えるようになった。いわゆるTVポリティクス、ワイドショーポリティクスである。