日本で企業の危機管理がクローズアップされたのは1984年のグリコ・森永脅迫事件だろう。それからかなりたつが、その後も雪印乳業が危機対応を誤り窮地に追いつめられるなど、なかなか危機管理への取り組みはまだまだ課題がある。
『企業危機管理 実戦論』はあのリクルート事件の一連の渦中で総務部次長、業務部長として対応にあたった著者が、「数々の危機の中から私が学んだのは、危機のさなかに起こる異常事態と、実に残酷で複雑怪奇な人間の行動だった」という実体験から見つけ出した危機管理のノウハウを開陳した一冊である。
『企業危機の法則』『会社や社員の不祥事の見つけ方、防ぎ方 : 着服、横領、背任、セクハラ…手遅れになる前に』は企業で発生するリスクへの対応策を提示。『企業防衛の法務 : 会社の危機をどう乗り越えるか』は「企業防衛法務(リーガル・リスクマネジメント)」の入門書。
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