女性たちは太平洋戦争をどう受けとめてきたのか。『あの人は帰ってこなかった』は、子種を絶やさぬために嫁入りさせられ、その後すぐに夫を戦場に送り出し、戦争未亡人になった若い農婦たちの戦後の苦渋にみちた生活記録。『従軍慰安婦』『慰安婦と戦場の性』『「従軍慰安婦」にされた少女たち』は、アジアの少女たちを日本の兵隊のための「慰安婦」とした問題を扱う。軍慰安所はいつどこにつくられ、日本軍・日本政府はどのように関与したのか、また実態はどうであったかを分析するとともに、強制連行や前線の「慰安所」での暮らし、戦後の生活・・・と、想像を絶する女性たちの苦難を記す。『戦争を語りつぐ』は、日本のみならず、中国・台湾の人々を含めた、女性15人の戦争体験の証言を集め、体験を語り伝える重要性を訴える。『戦下のレシピ』は配給食材の工夫レシピから防空壕での携帯食まで、15年戦争下の婦人雑誌に掲載された料理記事から、銃後の暮らしぶりを探る。『暮らしの中の太平洋戦争』は「昭和」の終焉とともに忘れられようとしている戦争下の庶民の生活を描く。
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