核の冬

M.ロワン=ロビンソン著 ; 高榎尭訳

岩波書店, 1985, x, 174, 17p., (岩波新書 ; 黄版 314)

ISBN: 新<9784004203148>, 旧<4004203147>

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内容

核戦争が起ると地球は急速に冷えて、氷河時代よりなお寒い「核の冬」が訪れる。文明は崩壊し、人類は絶滅するだろう。核先制攻撃や核シェルターなど一切の生残り戦略を無効にしたこの予測は、米ソの政治家や軍人に深刻な衝撃を与えた。二〇世紀の黙示録=「核の冬」とは何か、その政治的・軍事的意味は何か、をやさしく説く。

目次

第一章 絶滅の淵に向かって

第二章 核の冬に現実性はあるか

第三章 何が核の冬を引き起こすのか

第四章 地球の生命の危機

第五章 核の冬の計算は確かだろうか

第六章 核戦略家が考えること

第七章 科学者と核の冬

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