
寝取られた男たち
新潮社, 2009.7, 221p., (新潮新書 ; 322)
ISBN: 新<9784106103223>, 旧<4106103222>
所属テーマ
内容
自分は浮気するのに、女の浮気は許せないという男は結構多い。 でも、現実には妻や彼女も浮気をする。 いざ発覚すると、黙認したり、相手に制裁を加えたり、遂には殺人に至ったり…哀しい男の姿は実に様々である。 だが、妻や恋人を横取りされた時にこそ、実は男の真価が問われるのだ。 源氏物語、近松門左衛門、松本清張やシェイクスピア、トルストイなど古今東西の名作から「寝取られた男」を集めたユニークな評論。
目次
第1章 「浮気」を黙認する男
第2章 浮気女を殺す男
第3章 復讐する男
第4章 「女敵討ち」の男たち
第5章 妻に浮気を勧める男
第6章 別れる男女
第7章 別れたくない男
終章 鈍感な男は幸せ?