山﨑広子著
日本放送出版協会, 2018.4, 247p., (NHK出版新書 ; 548)
ISBN: 新<9784140885482>, 旧<4140885483>
なぜ人は録音した自分の声が嫌いなのか?どうして「いい声」の人の言葉には、そうでない人より説得力があるのか?私たちが普段何気なく使い、聞いている声には、じつは絶大な力が秘められている。それは人の心を動かし、揺さぶり、自分自身の心身さえ変えていく力を持っている―。声という神秘的で謎に満ちた「音」の正体を、多彩な知見と豊富な事例からひもとく驚きの書。
第1部 声はあなたのすべてを晒す(聴覚、脳の驚くべき仕組み
病気になるとどうして声が変わるのか
あなたの声は社会によって作られている)
第2部 人を「動かす」声の力(教会の天井はなぜ高いのか
政治家の声はどこまで戦略的?
ブルーハーツの歌はなぜ若者の心をつかんだのか)
第3部 自分を「変える」声の力(どうして人は自分の声が嫌いなのか
私たちの「本物の声」とは
自分の声を定着させるには
声はあなたの人生の味方)