鈴木松美編著
洋泉社, 2003.3, 190p., (新書y ; 083)
ISBN: 新<9784896917093>, 旧<489691709X>
「女性の声は低音化し、男性の声は高音化している」や「子どもの声が低くなった」というのは本当だろうか? 「海外ではこぶしやだみ声が受け入れられない」や「仏教と声には意外な関係がある」というのは事実か? あまりに身近すぎてふだん意識することのない声を理解するために、発声のメカニズムといった声の基礎知識から、人を癒したり、安心させたりする声の不思議な力までを解読。 発する人の体格から気質、生活環境、時代状況までを反映する声を通して日本人を浮かび上がらせる画期的な試み。
第1部 声の科学(声とは何か;声から何がわかるのか)
第2部 声と日本人(日本人の声を知る)
第3部 声の力(声にできること)