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台湾 : 人間・歴史・心性
戴國煇著
-- 岩波書店 , 1988 , viii, 228, 14p. -- (岩波新書 ; 新赤版 41)
ISBN : 新<9784004300410> , 旧<400430041X>
 
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台湾では88年初頭に蒋経国総統が死去し、本省出身の李登輝新総統が登場した。
また、戒厳令の解除、大陸訪問の規制緩和、野党・民進党の躍進、国民党指導部の世代交代など、大きな転機を迎えている。
本書は台湾の歴史の展開を追うことによって現在の変動の底流を見極め、複雑な状況下におかれてきた人々の心を描き、台湾の行方を展望する。
1 台湾とは何か(台湾の先住少数民族;本省人と外省人)
2 台湾史の原景(地名の変遷が語るもの;明朝期における大陸と台湾;オランダの台湾支配;漢族政権の登場;清朝前期の台湾;清朝後期の台湾新政)
3 日本の植民地支配(台湾出兵と日清戦争;日本軍の台湾進駐と抗日の複雑な諸相;後藤新平の台湾統治策;植民地型開発と台湾住民の抵抗)
4 光復の明と暗、2・28事件の悲劇(光復と社会の諸相;国府軍の台湾到着;2・28事件の悲劇と傷痕)
5 国府中央の台湾移転と国民党支配の確立(台湾での国共抗争;「三七五減租」と赤狩り;国府へのアメリカの援助;一党専制の確立)
6 「経済奇跡」への道とその代価(経済奇跡の実像と虚像;元日本軍人の国府への協力;経済発展の台湾的特殊性)
7 社会は激変のさなかにあって(60年代の反体制運動;台湾独立運動の虚と実;70?80年代の反体制運動)
8 ストロングマンの死と新時代の幕開け(蒋経国の死と李登輝の登場;党主席代行の推挙をめぐる攻防と両李体制;李新総統の課題と政治の現実;台湾はどこへ行く?)
台湾史年表
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