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治安維持法と共謀罪
内田博文著
-- 岩波書店, 2017.12 , 242p. -- (岩波新書 ; 新赤版 1689)
ISBN : 新<9784004316893> , 旧<4004316898>
 
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いま戦前回帰の企てが顕著になっている。治安維持法は市民刑法から治安刑法への転換の象徴であった。戦後、法の廃止に逆らい、治安維持法下の諸制度は「戦時の衣」を「平時の衣」に切り替え、例外から原則の制度に逆転し、拡大されることになった。共謀罪が創設され、いま大きく変容しつつある日本の刑事法を問う。
第1章 拡大し続ける規制(治安維持法の制定―大正十四年
緊急勅令という禁じ手―昭和三年改正 ほか)
第2章 市民刑法と治安刑法(戦前における刑法の歩み
無視される基本原則 ほか)
第3章 戦時から平時へ(検察官司法の温存
捜査官の強制処分権 ほか)
第4章 「犯罪の予防」と「犯罪者の更生」(戦後の「転向」政策
施設と社会での保安処分)
第5章 共謀罪―平成の治安維持法(四度目の正直
無限定な要件 ほか)
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