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習近平と中国の終焉
富坂 聰著
-- 角川SSコミュニケーションズ, 2013.1, 189p. -- (角川SSC新書 ; 167)
ISBN : 新<9784047315907> , 旧<4047315907>
 
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2012年11月、中国共産党の新たな総書記に習近平が就任した。
その2日後、次のように発言している。
「このまま深刻化すれば、党も国も滅びる」――。
実は、中国の国内情勢はきわめて危険な状態にある。
反政府デモや暴動があとを絶たず、その数は年間30万件とも言われるほどだ。
習近平はこれを「亡党亡国」と表現したのである。
問題を読み解くカギは「格差」と「腐敗」、そして「薄煕来(はくきらい)事件」の3つにある。
「格差」の実態は想像を絶する。
70円ほどで食事をする「庶民」と、数千万円のフェラーリを乗り回す「官僚の息子」。
一体、社会主義はどこにいったのか?
「腐敗」も進み、「警匪一家」と呼ばれるような状況が蔓延する。
警察と暴力団(匪賊)が仲間になって庶民から土地を取り上げるなどするものだ。
これでは庶民は訴える場所がなく、泣き寝入りするしかない。
そんななかで起きたのが、一連の「薄煕来事件」である。
日本では「イギリス人実業家殺人事件」として話題になったが、
中国国内で意味したものはもっと別のところにあったのだ――。
本書では、習近平が舵取りする中国と中国共産党の問題点の内実を掘り下げていく。
現地での取材体験を通して、この国に起きている終末的な実情を描く。
尖閣諸島問題ばかりではない、新たな日中関係の構図も見えてくるはずである。
はじめに
プロローグ:習近平指導部の誕生
第1章 「薄熙来事件」が習近平政権に残したもの
第2章 なぜ習近平が総書記に選ばれたのか
第3章 「格差問題」と「民主化の模索」
エピローグ:習近平時代の中国を読み解くために
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