石油をめぐって国際情勢が大きく動く時代を再び迎え、日本はどのように対応すべきなのか。石油危機の虚像と実像。自動車メーカーが生き残りをかける次世代車の衝撃。
中東は、キリストとモハメッドの生誕地であり、長きにわたり歴史上の大きな事件の舞台となってきた。現在でも「世界の火薬庫」と称されるこの地域の民族問題、宗教問題、国境線紛争、そして石油をめぐるさまざまな思惑などについて探る。
国家間の紛争や環境問題の深刻化によって、エネルギー・資源・食料などの安定供給が揺らいでいる。多くを輸入に頼る日本が抱えるリスク、外交・経済的手段による国家と国民の安全確保について。
1991年にソ連体制が崩壊して10年あまり。ロシア社会の本質は何なのか、ロシアの市民たちは日々何を思いどのように暮らしているのか、ロシア経済はどうなっているのか、などについて。
冷戦後、対立軸が不透明になった世界政治。アメリカの覇権主義とパワーポリティクス、絶え間ない地域紛争、人権と環境、宗教対立、グローバリズムの功罪など、国際政治の現状と課題を考察する。
メッカ、メディナのイスラム二大聖地があり、また、世界最大の産油国として国際的に影響力も強いサウジアラビア。超近代的な都市と厳格なイスラム教習俗が共存し、アメリカの同盟国でありながらビン・ラディンの祖国でもあるなど、さまざまな顔を持つこの不思議な国を知る。
2014年のマイダン革命、クリミア危機以降、ロシアとの武力衝突が続くウクライナ。2021年、ウクライナのゼレンスキー大統領によるクリミア奪還令発令及びNATOとウクライナ軍の合同軍事演習をきっかけに、2022年2月24日、ロシアはウクライナへの侵攻を開始した。侵攻の背景と歴史、米国やNATOとの関係、国連の対応、今後の世界秩序の行方など。
太陽電池の発電メカニズムと種類、使い方、入手方法。太陽電池の最新情報と将来の展望。水素と酸素を結合させて発電する燃料電池の最新情報。2050年までにエネルギー効率3倍増、自然エネルギー2倍増を目指すビジョン。
1948年にイギリスから独立し、シオニストによって建国されたイスラエル。パレスチナ問題の構図、アラブ・イスラエル紛争、石油資源をめぐる思惑、難民問題など、複雑にもつれた中東問題とその背景を知る。建国後わずか70年で最先端技術大国の地位を確立したイスラエルの多様性と文化について。
社会主義諸国の消滅、衰退にともなって、世界経済は単一市場化の方向にある。その実態と経済のグローバル化がもたらす弊害とは。アメリカリズムの反映でもある市場原理中心主義の是非や、日本経済はどうあるべきかを考える。