明治以降の日本の近代建築はどのように作られたか。また、明治以前の伝統的建築との関係性はどのように保たれているか。日本の建築はこれからどこへ向かうのか。
帝国ホテルを設計したライト、レオナルド・ダ・ヴィンチの建築家としての軌跡、1930年代の日本ファシズム下の建築家たちなどについて。
徳川将軍の城下町江戸から、遷都により東京へと生まれ変わった東京という都市の歴史を、写真や映画、遺跡などから描く新書の数々。
京都には秘密が多い。京都人だけが知っている京都、京都の四季の花散策、京の花街などへの案内。京都の地名の由来などについて。
機能と値段だけでは、もう満足できない。デザインがすぐれていなければ、手をのばす気にもならない。では、すぐれたデザインとは何か。新しさや奇抜さだけを追った軽佻浮薄なもの、メーカーや流通やメディアによってたやすく操作されるものなのか。それとも心地よいデザイン、すぐれたデザインには普遍性があるのか。
明治新政府による遷都により名実ともに日本の首都となり、今や世界有数の国際都市に変貌を遂げた東京。東京とは何か、その魅力、都市計画、文化論など東京論の数々。
維新から現在まで紆余曲折の多い法隆寺の歴史を「法隆寺日記」のなかにたどる。法隆寺の再建・非再建をめぐって謎とされてきた諸問題の論証。法隆寺を支えた木や宮大工について。
京都の寺院を中心とした庭園、江戸の大名が造った大庭園、建築の美学などから日本庭園の思想、魅力について知る。
モノをつくる職人(研削工、瓦職人、染色工、歯科技工士、大工の棟梁、浮世絵彫り師、宮板金の親方、花火職人、能面師、板前、京友禅職人)たちのいきいきしたレポート。
日本地図をはじめて作り上げた伊能忠敬の歩いた道、平泉の黄金文化を築いたゴールデンロード・秀衡古道、日本全国から選りすぐった108の町並みを歩く歴史散歩など。