地図はものごとを空間的に理解するときの助けになる。いわば共時的に世界を把握するためのツールだ。地図にさまざまな技法があるように、その読み方もいろいろある。古地図や絵地図から歴史を読む方法、地図の歴史など。
浅草や上野の下町風情、山手の住宅地、新宿、渋谷、池袋など巨大ダウンタウン。江戸明治大正昭和の歴史が混ざり合う東京。その東京を満喫する。
徳川将軍の城下町江戸から、遷都により東京へと生まれ変わった東京という都市の歴史を、写真や映画、遺跡などから描く新書の数々。
明治新政府による遷都により名実ともに日本の首都となり、今や世界有数の国際都市に変貌を遂げた東京。東京とは何か、その魅力、都市計画、文化論など東京論の数々。
東北、蝦夷など「辺境」とされた地域に視点を置いた歴史観、それぞれの地方・地域における歴史の掘り起こしなど。地名、特に表記の変遷からみる日本各地の歴史。
日本地図をはじめて作り上げた伊能忠敬の歩いた道、平泉の黄金文化を築いたゴールデンロード・秀衡古道、日本全国から選りすぐった108の町並みを歩く歴史散歩など。
鉄道そのものを楽しむ愛好家、通称“テツ”たちは、鉄道のなにに惹かれるのだろうか。鉄道に乗りまくる「乗り鉄」、鉄道写真を撮りまくる「撮り鉄」など、鉄道好きの嗜好をよみとく。
オリエント急行をはじめ各国が競う鉄道列車の旅、時刻表と地図を手に乗り継ぐヨーロッパ鉄道、ハプスブルク帝国のリゾート、ローカル線を利用した日本一周の旅など。
古都京都、徳川将軍家の城下町だった江戸、町人が作ったアジアの国際都市博多、商人の町堺など、中世、近代に発達した日本の都市の成り立ちと歴史を知る。
徳川時代すでに世界有数の大都市だった江戸。その町の姿、都市空間、都市計画など、大都市江戸について解説。