日本の島嶼の歴史や民俗、風土、自然を紹介。世界自然遺産に登録されてから出版された屋久島に関するもの。幕末の日本と世界の狭間で揺れた小笠原諸島の歴史、古い形を残した久高島の祭りなど。
琉球、島歌、シーサー、泡盛...、訪れる人々を魅了してやまない沖縄の文化と歴史に触れる新書。
1993年に世界遺産に登録された屋久島。温暖な低地部分と、標高2000mの高地が併存するこの島では、亜熱帯から冷温帯までの動植物が生息している。屋久杉はとくに有名。屋久島の魅力を紹介するものや、独特の生態系の解説など。
オランダの風車群や屋久島などの自然遺産、エジプトのピラミッドや奈良の寺々などの文化遺産。人類の普遍的な宝物とされる世界遺産を紹介。
生態学の知識、海岸海辺のさまざまな環境と生物たちの生態、エコロジーに関する用語事典、自然保護活動や健康問題の中で知る生態系の仕組み、エコロジーを医学や技術に生かす方策など。
紺碧の海と世界一のサンゴ礁を持つ沖縄。独自の琉球文化と歴史を持つ沖縄。明治維新後日本に編入され、日米戦争で沖縄戦を体験した沖縄。戦後、米国の占領下にあった沖縄。復帰後米軍基地と共存してきた沖縄。様々な顔を持つ沖縄を知るための新書の数々。
多くの命をはぐくみ、なおかつ美しさと神秘に充ちた場所である森の構造と生態系を解説、その重要性を説く。
多種多様な生命がその棲み家とする海浜、渚、干潟。その生命の生態と不思議。一方、海辺は開発などによって本来の自然の姿を消しつつある。古来より浜に親しんできた日本人にはその権利(入浜権)があるという。
海は人類の歴史に深く関わっている。その大きな流れを見せてくれる内容から、特定の国、あるいはある時代の海で活躍する人々の歴史まで。
ここ数年で森林に対する考えかたが大きく変わってきている。かつては開発の対象であり、切り出して使う資源だった。それがいまや水を溜め、川や海の水を育み、酸素を供給する偉大なものと認識されるようになった。また「鎮守の森」などアニミズム的思想も見直されている。