「私」とは誰か?「私」というのはどのような事態なのか? 私といい我といい、また自己とも自我ともいう「私」について、様々な角度から考える。
日本人はどのような心理を持っているのか。また、その心理にどう行動を支配されているのか。日本人の心理を考える。
本のタイトルにも流行がみられる。70年代には「精神」とつくものが目立ち、80年代は「心」を使う本が多かった。90年代後半から21世紀に入ると「こころ」が目につく。「心」から「こころ」へ、なにがどう変わったのだろう。
初めて哲学を学ぶ人のために書かれた、哲学と哲学史の入門書。哲学を学ぶための基礎的な哲学の見方・考え方を解説。
ソクラテス、プラトン、アリストテレスのギリシャ哲学から、中世のキリスト教哲学、デカルト、カント、ヘーゲルに始まる近代の哲学、さらにはサルトル、フーコー、ヴィトゲンシュタインら現代の哲学に至るまで、哲学の歴史を解説する。
日本人はどのような発想と論理で行動するのか、発想の原点や論理、思考の特質など、日本人の考え方を考える。
ニーチェ以後の現代の哲学者は現代の何を問題とし、何を考えているのか。フッサール、メルロ=ポンティ、レヴィ=ストロース、フーコーら現代の哲学者の位置と思想を紹介。
「我思う故に我あり」というあまりにも有名な言葉を残し、近代哲学の祖とされるデカルト。近現代欧州の思想の源流に流れる、大哲学者の思想を解説する。
西洋哲学と東洋の禅の間に身を投じ、日本で最初の哲学書と言われる『善の研究』を著した西田幾多郎。西田哲学と呼ばれる純粋経験の哲学とはいかなる哲学か。
考えること、瞑想すること、死を見つめることなど、人間固有の心や精神の働きを科学的に考察する。