社会人の生き方

暉峻淑子著

岩波書店, 2012.10, 241p., (岩波新書 ; 新赤版 1388)

ISBN: 新<9784004313885>, 旧<4004313880>

所属テーマ
内容

社会人とは本来、自分たちの社会をともに作り上げる人びとのことだ。だが、今の日本では、若者たちの就職難や格差の拡がり、無縁化に見られるように、社会人として生きていくのが困難になっている。社会人になるには何が必要か。社会人をどう育んでいったらよいのか。著者の内外での経験にもとづく豊富な事例を織り交ぜながら考えていく。

目次

第1章 社会人になれない人びと(社会人のイメージ;公認されている社会人年齢 ほか);第2章 身近な社会とのかかわり(弱い人間たちの支え合い;個人化社会の不安 ほか);第3章 社会人にとって働くとは何か(社会の中の労働;難民たちが求めていたこと ほか);第4章 格差社会に生きること(格差社会と社会人;拡がる格差と貧困 ほか);第5章 社会人をどう育むか(経済をコントロールする力;社会人になりにくい教育 ほか)

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