内容
一心同体でなくなった公明党と創価学会。 実は、その緊張関係のなかに、公明党の力の秘密が潜む—政権の一翼を担う、「宗教政党」公明党はこれからどこへゆくのか。 創価学会研究の第一人者が切り込む。
目次
第1章 政治に進出した宗教(新旧二つの公明党;学会内組織としての出発 ほか)
第2章 揺れる公明党(中道という理念;野党化する公明党 ほか)
第3章 連立参加への長い道(人生の師匠;薄まる池田と党との関係 ほか)
第4章 安定した連立政権の基盤(小選挙区制が生んだ連立;世代交代の波 ほか)
終章 これからの公明党vs.創価学会(創価学会員の多様化;エリートを抑える仕組み ほか)