
アップル、グーグルが神になる日 : ハードウェアはなぜゴミなのか?
光文社, 2015.4, 176p., (光文社新書 ; 749)
ISBN: 新<9784334038526>, 旧<4334038522>
所属テーマ
内容
パソコンやスマートフォンだけでなく、身の回りの様々なモノがクラウドにつながる「モノのインターネット化」(インターネット・オブ・シングス=IoT)。2014年以降、この市場が急速に成長している。その中心となっているのが、アップルとグーグル。人が操作することなしに機器同士がデータをやりとりし、自動的に動いてくれたり、私たちの行動を決定づけたりする時代が目前にきている。ホームオートメーションからヘルスケア、自動車業界やサービス業まで、いまだかつてない新しい「体験」をつくることで、巨大IT企業は何をしようとしているのか?私たちのライフスタイルを、どのように変えていこうとしているのか―?進化するウェアラブルや、最先端テクノロジーもやさしく解説しながら、近い将来像について語る。
目次
第1章 IoTの最後のピース、BLE(BLEというイノベーション
「ビーコン」はネットにおける不動産)
第2章 リアルとネットの融合する世界(ホームオートメーションとヘルスケア
誰にデータを預けられるか?
新たな「中世」がやって来る)
第3章 新たなビジネスの生態系(没落する日本のエレクトロニクス産業
ものづくりの世界で起こっていること
ハードウェアは「ゴミ」である
IoT時代を生きる)