
世界カワイイ革命 : なぜ彼女たちは「日本人になりたい」と叫ぶのか
PHP研究所, 2009.11, 219p., (PHP新書 ; 639)
ISBN: 新<9784569775357>, 旧<4569775357>
内容
二十一世紀に入って世界にもっとも広まった日本語は何か。 それはまちがいなく「カワイイ」。 ロリータ服で地下鉄に乗るフランス人に、なんちゃって制服に身を包んだタイ人と、世界じゅうの女の子が「原宿ファッション」をカワイイと支持しはじめた。 日本に集まる羨望のまなざし。 「東京は聖地」と断言する者から、「日本人の鼻はかっこいい」「黒髪がうらやましい」と語る者まで、日本がこれほどまでに愛されていることを、当の日本人だけが知らないでいる。 目の前に転がっているビジネスチャンス。 不況脱出のカギは「カワイイ」にあり—。
目次
第1章 世界共通語となった「カワイイ」(世界語化した「KAWAII」;パリ—原宿とアキバが融合した! ほか)
第2章 「カワイイ」に生きる女の子たち(ミラノで出会った「かわいい〜」の刺青;エクサンプロバンスのロリータデザイナー ほか)
第3章 世界の中心に原宿がある(ヨーロッパはオシャレではない;「extreme」な街 ほか)
第4章 二〇〇九年七月「パリ・カワイイ革命」(一年後の「ジャパン・エキスポ」で目撃した驚きの光景;「ギャル」になったフランス人 ほか)
第5章 不況脱出の切り札は「カワイイ」にある(日本人が逃している大きなビジネスチャンス;ヨーロッパ市場に「カワイイ」が与えるソフトパワー ほか)